Vehicle Cockpit Designer(車載用デジタルコックピット制作システム)
Vehicle Cockpit Designer(車載用デジタルコックピット制作システム)
VCDシステムは車載情報の可視化に必要な開発を支援するシステムです。PC上での画面レイアウトとアニメーションデータの編集とターゲットマシン上での組み込みの両面をサポートします。PC上での最終イメージの確認とターゲットマシンでの迅速な開発(PCでのソースコードの流用)が可能です。
対象となる可視化情報
- クラスタの表示
- 自車両周辺車両の状態
- センサーやカメラから取得する周辺情報
- 道路情報、運転支援のための情報
適用範囲
- デジタルコックピットの開発支援
- ナビゲーションシステムの表示部
- 自車両の集中電子制御、管理等の画面の設計・開発
VCDシステムの概要とデータフロー
<PCサイド>
- VCD (Vehicle Cockpit Designer)
各種3次元モデルデータI/Fによりデータを読み込みレイアウト編集、アニメーション等の作成を行います。 - [VCD ROM化データ]
VCDの編集結果はROM化可能なバイナリ―イメージとして出力されます。 - [PC向けC++コード(DLL)]
フレーム毎の表示制御やCANI/Fの仕様に基づきフレーム毎の表示制御、表示データ内容の切替、アニメーションの開始、停止等々の制御を、APIを使用して行えます。PC上ではDLLにて各プロジェクトごとに作成します。
<ターゲット>
OS有り、無しに依存せず、C++開発環境(クラス、STL、標準Library他)とCAN-Driver、各I/O、OpenGLが動作するターゲットマシン上にプレビュープログラムを実装します。
- [プレビュー本体/API]
OpenGLを使用した表示部、及び各データクラスのAPIを提供します。ROM化されたデータから各表示クラス(カメラ、光源、レイヤー、形状、テキスト、画像他)の読み込みとOpenGLを経由してのシーン、アニメーションの表示機能を提供します。 - [ROMアクセスAPI]
ROM化されたデータへのアクセスを提供します。 - [ターゲット向けC++コード]
機種ごとに実装する部分です。
[プレビュー本体/API]、[ROMアクセスAPI]を使用して表示制御を行います。CAN I/Fの仕様に合わせてフレーム毎の表示制御、表示データ内容の切替、アニメーションの開始、停止等々の制御を機種に合わせて実装します。
※PC向けC++コードを流用して作成します。
これにより、従来の食事調査よりもすばやく正確な精度で調査を行うことが可能になります。
※マークの文字をクリックで詳細な説明をご覧になれます。